広島で自転車の防犯登録を変更したいものの、引っ越しによる住所変更、結婚などによる氏名変更、電話番号の変更、家族や知人への譲渡では手続きが同じなのか分からず、迷っている人は少なくありません。
特に注意したいのは、現在の所有者が住所や氏名を変える場合は異動登録で対応できる一方、自転車を別の人へ譲る場合は単純な名義変更ができず、旧所有者による抹消登録と新所有者による新規登録が必要になる点です。
また、広島県内で転居する場合と県外へ転出する場合でも進め方が異なり、防犯登録カードを紛失しているときや、購入した自転車店が閉店しているときには、通常とは異なる確認書類や相談先が必要になることがあります。
ここでは、広島県警察と広島県自転車協同組合が公開している案内をもとに、変更が必要になるケース、必要な持ち物、受付場所、県外転居や譲渡時の手順、書類がない場合の対処まで整理しているため、自分に必要な手続きを判断してから窓口へ向かえます。
広島で自転車の防犯登録を変更する手続き

広島で登録済みの自転車を同じ人が引き続き所有し、住所、氏名、電話番号だけが変わった場合は、原則として防犯登録の異動登録を行います。
一方、県外への引っ越し、廃棄、売却、譲渡などでは異動登録ではなく抹消登録が必要になることがあり、所有者そのものが変わる場合は旧登録を消してから新しい所有者が新規登録を行います。
最初に自分の状況が異動、抹消、新規登録のどれに当たるかを見分けておくと、窓口で書類不足を指摘されたり、譲渡相手との間で手続きをやり直したりする事態を避けやすくなります。
県内転居は異動登録
広島市内で別の区へ移った場合や、福山市から東広島市へ移った場合など、広島県内で住所が変わり、登録者本人が同じ自転車を使い続ける場合は、登録情報の住所を更新する異動登録が基本です。
防犯登録は自転車の登録番号や車体番号だけでなく所有者の住所や連絡先とも結び付いているため、旧住所のまま放置すると、盗難車が発見されたときや警察から確認が必要になったときに、登録者への連絡が円滑に届かない可能性があります。
手続きには、新しい住所を確認できる本人確認書類、防犯登録カードのお客様控えなどを用意し、購入店や警察署の生活安全課など、登録の種類に対応した窓口へ持参します。
住民票を移しただけで防犯登録の住所が自動的に書き換わるわけではないため、運転免許証やマイナンバーカードなどの住所変更を済ませた後に、防犯登録についても別途手続きを行うと準備が進めやすくなります。
同じ市内や近距離の転居であっても登録住所が変わることに違いはないため、距離ではなく都道府県をまたぐかどうかを基準に異動登録と抹消登録を判断してください。
氏名変更も異動登録
結婚、離婚、養子縁組などで氏名が変わったものの、自転車の所有者自体は同じ人である場合は、他人への名義変更ではなく、登録者の氏名を更新する異動登録として扱われます。
手続きでは、新しい氏名が確認できる本人確認書類に加え、防犯登録カードのお客様控えを用意し、旧姓や旧氏名で登録されていることを窓口で伝えると照合が進みやすくなります。
本人確認書類の表面だけでは旧氏名とのつながりを確認できない場合もあるため、氏名変更の経緯を確認できる書類が必要かどうかを、利用する警察署や購入店へ事前に問い合わせておくと安心です。
防犯登録カードを紛失していても、広島県警察の案内では、自転車本体や防犯登録番号を確認できる写真などを持参する方法が示されているため、カードがないことだけを理由に手続きを諦める必要はありません。
ただし、旧登録者と申請者が同一人物であることを確認できなければ処理が難しくなるため、旧氏名、新氏名、登録時の住所、登録時の電話番号、購入店名など、照合に役立つ情報を整理しておきましょう。
電話番号変更も届け出る
携帯電話の買い替えや契約変更によって電話番号が変わった場合も、防犯登録上の所有者が同じであれば異動登録の対象になります。
住所や氏名に変更がないと手続きの必要性を感じにくいものの、登録された電話番号は、盗難自転車や放置自転車について警察が所有者へ連絡する際の重要な手掛かりになります。
古い番号がすでに解約されていると、登録内容と本人確認書類だけでは連絡先の変更を確認しにくいこともあるため、防犯登録カードや自転車本体を準備し、登録番号を正確に示せる状態で相談してください。
電話番号だけの変更でも、電話連絡だけで登録情報を書き換える手続きとしては通常案内されておらず、本人確認を伴う窓口での申請が基本になります。
住所変更や氏名変更と同時期に電話番号も変わった場合は、何度も窓口へ行かずに済むよう、新しい住所、氏名、電話番号を一度に申告して登録内容をまとめて更新すると効率的です。
県外転居は抹消後に再登録
広島県から山口県、岡山県、東京都など県外へ引っ越し、転居後も同じ自転車を使用する場合は、広島県内の住所変更として処理するのではなく、広島で登録を抹消してから転居先で新規登録する流れが基本です。
防犯登録制度は都道府県ごとに指定団体や運用方法が異なるため、広島県の登録情報を残したまま県外で住所だけを書き換えるより、旧登録を整理し、新住所の都道府県で登録し直す方法が確実です。
転居前に、防犯登録カード、自転車本体、本人確認書類を持って購入店や対応窓口へ行き、抹消登録の控えを受け取っておくと、転居先で同一所有者による再登録を申し込む際の所有証明として利用しやすくなります。
引っ越し後に広島での抹消を忘れたことに気付いた場合は、登録証の色や登録を扱った団体によって相談方法が異なるため、登録カードと自転車に貼られたシールを確認したうえで、広島県自転車協同組合または広島県防犯連合会へ相談します。
県外から広島へ転入した場合も、前住所地の登録を抹消した証明を準備し、広島県内の登録指定店や警察署で新規登録の方法を確認すると、二重登録や所有者確認の行き違いを防ぎやすくなります。
譲渡では名義変更できない
家族、友人、知人へ自転車を譲る場合や、フリマアプリ、ネットオークション、個人売買で自転車を売る場合は、現在の登録情報を新しい所有者の名前へ書き換える名義変更はできません。
広島県警察は、他人から譲渡された自転車について、旧所有者の登録を抹消した後に、新所有者が新規登録する流れを案内しており、異動登録はあくまで同じ所有者の住所、氏名、電話番号が変わった場合の手続きです。
譲る側は引き渡し前に抹消登録を済ませ、抹消登録の控えと譲渡証明書を作成して相手へ渡し、自転車に貼られている防犯登録シールは確認に使われるため、自己判断で剥がさないようにします。
譲り受ける側は、自転車本体、本人確認書類、譲渡証明書、抹消登録の控えをそろえ、登録指定店または警察署で新規登録を申し込みます。
旧所有者の登録が残ったまま引き渡すと、新所有者が登録できないだけでなく、盗難照会や放置自転車の連絡が旧所有者へ届く可能性があるため、代金の受け渡しだけで取引を完了させないことが重要です。
必要書類をそろえる
異動登録に必要なものは変更内容によって多少異なりますが、広島県警察の案内では、新しい住所、氏名、電話番号などを確認できる書類、本人確認書類、防犯登録カードのお客様控えが基本とされています。
防犯登録カードがない場合でも、自転車本体、防犯登録番号を読み取れる写真、登録カードを撮影した画像など、登録番号を確認できるものを用意すれば相談できるため、まず手元の資料を探してください。
| 準備するもの | 確認する内容 | 準備のポイント |
|---|---|---|
| 本人確認書類 | 現在の氏名と住所 | 有効期限内の原本 |
| 変更確認書類 | 新住所や新氏名 | 変更後の情報を表示 |
| 登録カード | 登録番号と旧情報 | お客様控えを持参 |
| 自転車本体 | シールと車体番号 | カード紛失時に有効 |
| 登録番号の写真 | 貼付状態と番号 | シールを剥がさない |
窓口によっては登録カードの原本や自転車本体の確認を求められるため、写真だけで必ず手続きが終わると考えず、訪問前に必要物を問い合わせると無駄足を避けられます。
自転車を持参する場合は、シールだけでなくフレームに刻印された車体番号も確認できるよう、荷物やカバーを外し、電動アシスト自転車では鍵やバッテリーも管理できる状態にしておきましょう。
受付場所を確認する
広島県警察では、警察署の生活安全課で新規、異動、抹消の各手続きを受け付けており、異動登録と抹消登録については交番や駐在所でも取り扱えると案内しています。
警察署生活安全課の案内上の受付時間は平日の午前8時30分から午後5時15分までですが、担当者の不在や確認作業によって即日処理できない可能性もあるため、訪問先へ事前連絡を入れると確実です。
- 警察署の生活安全課
- 異動と抹消に対応する交番
- 異動と抹消に対応する駐在所
- 登録を行った購入店
- 自転車防犯登録の登録指定店
広島県自転車協同組合の案内では、同組合が扱う登録の異動は購入店で行う方法が示されているため、シールの種類や登録団体によって利用しやすい窓口が異なる点に注意してください。
具体的な受付先や持ち物は、広島県警察の自転車防犯登録案内と、登録カードに記載された購入店または団体の案内を照らし合わせて確認するのが安全です。
カード紛失でも相談できる
防犯登録カードのお客様控えを紛失した場合でも、登録番号や自転車の所有関係を確認できれば、異動登録や抹消登録について相談できる余地があります。
広島県警察は、異動登録でカードの控えがない場合、自転車本体や防犯登録番号を確認できるものを持参するよう案内しているため、まず自転車に貼られたシールを剥がさずに撮影してください。
撮影するときは登録番号だけを拡大するのではなく、シールが自転車本体に貼られていることが分かる全体写真と、文字を読める接写の両方を残しておくと、照合資料として説明しやすくなります。
広島県自転車協同組合が扱った登録では、購入店でお客様控えを再発行できる場合があり、同組合の案内では再発行に税込み220円が必要とされていますが、購入店や登録団体が異なる場合には同じ扱いになるとは限りません。
登録時の住所、氏名、電話番号、購入年月、購入店名、車体番号、メーカー名、車体色などをできるだけ思い出してメモし、本人確認書類と一緒に提示すると、登録情報の照合が進みやすくなります。
変更前に見分けたい異動と抹消の違い

防犯登録の変更で最も混同しやすいのが、同じ所有者の情報を書き換える異動登録と、現在の登録データを消す抹消登録の違いです。
住所や氏名が変わっただけなのに抹消すると、再び登録料を払って新規登録する必要が生じる可能性があり、反対に所有者が変わるのに異動で済ませようとすると、新しい所有者の登録を正しく作れません。
現在の所有者が自転車を使い続けるのか、所有権が別の人へ移るのか、広島県内で使うのか県外で使うのかという三つの視点で区分を判断しましょう。
手続き区分を整理する
異動登録、抹消登録、新規登録は、それぞれ目的が異なるため、単に登録内容を変えたいという理由だけで窓口へ行くのではなく、変更の原因を明確にしておく必要があります。
同じ登録者が広島県内で自転車を使い続けるなら異動、登録者が手放すなら抹消、未登録の自転車を取得した人や県外から転入した人が登録するなら新規登録と考えると判断しやすくなります。
| 状況 | 基本となる手続き | 申請する人 |
|---|---|---|
| 県内で住所変更 | 異動登録 | 現在の登録者 |
| 氏名や電話番号変更 | 異動登録 | 現在の登録者 |
| 県外へ転居 | 抹消後に新規登録 | 現在の登録者 |
| 他人へ譲渡 | 抹消後に新規登録 | 旧所有者と新所有者 |
| 自転車を廃棄 | 抹消登録 | 現在の登録者 |
| 県外から転入 | 新規登録 | 現在の所有者 |
実際の受付方法は登録証の種類や登録団体によって異なることがあるため、この表で区分を決めた後、利用する窓口へ持ち物と受付可否を確認してください。
特に県境を越える引っ越しと個人間の譲渡では、抹消登録の控えが次の新規登録で重要になるため、手続き後に受け取った書類を写真でも保存しておくと安心です。
抹消が必要な場面
抹消登録は、登録済みの自転車について現在の所有者と登録情報の結び付きを終了させる手続きであり、単なる住所変更よりも所有権の終了や登録地域の変更に関係する場面で必要になります。
広島県警察の案内では、廃車や譲渡などで所有権を抹消するときに行う登録とされ、原則として登録者本人以外は申請できないため、自転車を手放した後に相手へ任せるのではなく、引き渡し前に済ませることが大切です。
- 粗大ごみなどで廃棄する
- 家族や知人へ譲る
- 個人売買で売却する
- 県外へ転居して使い続ける
- 有効な旧登録を整理する
抹消時には自転車本体または防犯登録カードのお客様控えと、登録者本人の身分証明書が基本となるため、自転車を処分場へ持ち込む前や購入者へ発送する前に手続きを行いましょう。
すでに自転車が手元になく、カードもない状態では所有関係の確認が難しくなるため、譲渡や廃棄の予定が決まった段階で早めに登録番号と車体番号を控えることが重要です。
有効期限は更新されない
広島県の防犯登録は、現在の運用では登録後20年を経過するとデータが自動削除される仕組みであり、異動登録をしても有効期間がその日から新たに20年へ延びるわけではありません。
広島県自転車協同組合も、異動登録後の有効期限は変更日ではなく、元の防犯登録カードが発行された日を基準にすると案内しています。
長期間使用している自転車では、住所を変更しようとした時点ですでに登録データが期限切れになっている可能性があるため、カードの登録年月や購入時期を確認してください。
有効期限が切れた後も自転車を使う場合は、古い登録の異動ではなく、新たな防犯登録が必要になるため、自転車本体、本人確認書類、所有を証明できる資料を用意して登録指定店へ相談します。
登録年月が分からない場合は、シールの登録番号、車体番号、購入店、購入したおおよその年を伝え、データが残っているかを窓口で確認してから手続き方法を決めましょう。
手続き場所を迷わない選び方

広島の自転車防犯登録は、警察署、交番、駐在所、購入した自転車店、登録指定店などが関係しますが、すべての場所ですべての手続きを同じ条件で扱うとは限りません。
登録を扱った指定団体やシールの種類によっても案内が分かれるため、近い場所だけを基準に選ぶより、必要な手続きに対応しているか、登録情報を照合できるか、受付時間内に訪問できるかを確認することが大切です。
購入店が分かる人はまず購入店へ相談し、閉店や遠方などで利用できない人は警察署の生活安全課を中心に検討すると進めやすくなります。
警察署を利用する
購入店が分からない場合、登録した店が閉店している場合、譲り受けた自転車の確認が必要な場合は、警察署の生活安全課へ相談する方法が適しています。
広島県警察では、警察署で新規登録、異動登録、抹消登録を扱い、異動と抹消は交番や駐在所でも可能と案内していますが、新規登録や複雑な照会では警察署のほうが対応しやすいことがあります。
- 購入店が分からない
- 購入店が閉店している
- カードを紛失している
- 県外登録の照会が必要
- 中古車の所有確認が必要
- 譲渡書類が不足している
警察署生活安全課の受付は原則として平日の日中となるため、仕事や学校の都合がある人は、代理申請の可否を自己判断せず、本人が行ける日時や必要書類を電話で確認してください。
交番は24時間警察官がいるように見えても、防犯登録の事務を常時すぐに処理できるとは限らないため、夜間や休日に持ち込めば完了すると考えず、担当部署の受付状況を確認しましょう。
購入店へ相談する
自転車を購入した店が営業しており、防犯登録カードも残っている場合は、購入店へ相談すると、店舗側の控えや登録時の情報を照合しやすいため、手続きが比較的スムーズです。
ただし、広島県内には複数の指定団体による登録があり、店舗によって扱えるシールや申請の範囲が異なることがあるため、他店で登録した自転車を必ず変更できるとは限りません。
| 相談先 | 向いているケース | 確認事項 |
|---|---|---|
| 購入店 | 登録カードがある | 異動受付の可否 |
| 登録指定店 | 再登録が必要 | 他店購入車への対応 |
| 警察署 | 書類不足や照会 | 生活安全課の時間 |
| 交番や駐在所 | 異動や抹消の相談 | 担当者の在席 |
| 指定団体 | 県外からの相談 | シールの種類 |
来店前には、住所変更なのか、氏名変更なのか、県外転居なのかを伝え、防犯登録カード、自転車本体、本人確認書類のうち何を持参すべきか確認してください。
自転車を購入してから店名が変わった場合や、チェーン店の別店舗を利用したい場合も、登録情報を共有していない可能性があるため、元の店舗情報と登録番号を伝えて対応可否を尋ねましょう。
登録証の種類を確かめる
広島県では、広島県自転車協同組合と広島県防犯連合会が防犯登録の指定団体となっており、自転車に貼られた登録証の色や番号によって問い合わせ先や手続き方法が異なることがあります。
広島県自転車協同組合の案内では同組合の登録証として黒色やシルバーのシールが紹介され、緑色の登録証については広島県防犯連合会へ問い合わせるよう示されています。
シールを確認するときは、色だけでなく登録番号の先頭文字、登録カードに記載された団体名、購入店名も合わせて控えると、問い合わせ先を判断しやすくなります。
登録証が汚れて番号を読めない場合は、明るい場所で角度を変えて撮影し、登録カード、保証書、領収書などに同じ番号が記載されていないか探してください。
県外へ転居した後の抹消など特殊な手続きでは、団体によって郵送や電子メールで相談できる場合もありますが、対象となるシールや必要書類が限定されるため、広島県自転車協同組合の防犯登録案内などで最新の条件を確認しましょう。
状況別に進める手順

防犯登録の変更を一度で済ませるには、自分の状況に合わせて、事前確認、書類準備、申請、控えの保存という順番で進めることが重要です。
住所変更だけなら比較的簡単ですが、県外への引っ越しや譲渡では抹消と新規登録の二段階になり、旧所有者と新所有者の双方が行う作業を整理しておかなければなりません。
ここでは、広島県内の転居、県外への転居、譲渡や売却という代表的な場面ごとに、手続きの流れを具体的に確認します。
県内で引っ越した場合
広島県内で引っ越した場合は、最初に運転免許証やマイナンバーカードなどの住所を新住所へ更新し、その後、防犯登録カードと必要書類をそろえて異動登録を申し込みます。
登録カードが手元にない場合は、自転車に貼られた登録証を撮影し、車体番号、購入店、登録時の住所や電話番号をメモして、利用予定の窓口へ相談してください。
| 順番 | 行うこと | 注意点 |
|---|---|---|
| 1 | 新住所を証明できる状態にする | 公的書類を更新 |
| 2 | 登録カードを探す | 写真データも確認 |
| 3 | 登録証と車体番号を控える | シールは剥がさない |
| 4 | 受付先へ事前確認する | 時間と持ち物を確認 |
| 5 | 異動登録を申請する | 新情報を正確に記入 |
| 6 | 控えを保存する | 写真も残す |
引っ越しの荷ほどきが終わってから手続きしようとするとカードの所在が分からなくなりやすいため、転居前に防犯登録カードを重要書類のファイルへ移しておくと安心です。
家族で複数台の自転車を所有している場合は、登録者が家族それぞれになっていることもあるため、シール番号と登録者名を一台ずつ対応させて準備しましょう。
県外へ引っ越す場合
広島県外へ引っ越す予定が決まったら、荷物として自転車を発送したり転居先へ運んだりする前に、広島での防犯登録を抹消することが最も進めやすい方法です。
抹消には自転車本体または防犯登録カードと本人確認書類が必要になるため、自転車を先に運送会社へ預けると、車体の確認が必要になった場合に手続きが難しくなります。
抹消登録後は必ず控えを受け取り、原本を引っ越し書類と一緒に保管し、スマートフォンやクラウドにも写真を保存してください。
転居先では、抹消登録の控え、自転車本体、新住所を確認できる本人確認書類などを持参し、その地域の防犯登録所で新規登録を申し込みます。
転居後に抹消漏れへ気付いた場合は、広島の登録団体と転居先の登録窓口の双方へ相談し、郵送手続きの可否、県外登録の照会方法、必要な写真や本人確認書類を確認しましょう。
譲渡や売却をする場合
自転車を譲渡または売却するときは、買い手を探す前の段階で防犯登録カードと車体番号を確認し、引き渡し日までに旧所有者本人が抹消登録を済ませる計画を立てます。
抹消後は、抹消登録の控えと譲渡証明書を新所有者へ渡し、購入時の領収書、保証書、取扱説明書なども残っていれば一緒に引き継ぐと、新規登録や修理の際に役立ちます。
- 旧所有者が抹消登録する
- 抹消登録の控えを受け取る
- 譲渡証明書を作成する
- 登録シールを剥がさず渡す
- 購入書類も可能なら渡す
- 新所有者が新規登録する
譲渡証明書には、譲る人と譲り受ける人の情報、自転車のメーカー、車体番号、車体色、譲渡日などを記載し、記載内容が防犯登録カードや車体と一致しているか確認してください。
フリマアプリで遠方の相手へ発送する場合も同じであり、発送後に登録を抹消しようとすると自転車本体を確認できなくなるため、出品者側の手続きを完了してから引き渡すことが重要です。
つまずきやすい点と対処法

必要な手続きの種類が分かっていても、防犯登録カードがない、購入店が閉店した、前所有者と連絡が取れないなどの事情によって、予定どおりに変更できないことがあります。
このような場合に、別人として新規登録を重ねたり、シールを剥がして登録がないように見せたりすると、所有関係の確認がさらに難しくなります。
不足している資料を整理し、登録番号、車体番号、購入経緯を客観的に説明できるものを集めたうえで、警察署や登録団体へ相談することが解決への近道です。
書類が見つからない場合
防犯登録カード、領収書、保証書が見つからない場合は、何も持たずに窓口へ行くのではなく、自転車本体から確認できる情報と購入経緯を示す資料をできるだけ集めてください。
ネット通販やフリマアプリで購入した自転車なら、注文履歴、決済履歴、出品ページ、取引メッセージ、発送通知、販売者の連絡先などが、正当に入手したことを説明する資料になります。
- 防犯登録番号の写真
- フレームの車体番号
- メーカー名とモデル名
- 車体色とタイヤサイズ
- 購入時期と購入店名
- 注文履歴や決済記録
- 譲渡相手との連絡記録
広島県自転車協同組合の案内では、必要な登録書類がない場合に、購入資料、自転車本体、本人確認書類を持って警察へ行き、自転車防犯登録証明書願を提出する方法が示されています。
ただし、資料があれば必ず登録できるわけではなく、盗難手配の有無や既存登録との一致を確認する必要があるため、事実と異なる説明をせず、分かる範囲を正確に伝えましょう。
購入店が閉店した場合
登録した自転車店が閉店している場合は、店舗で保管されていた控えを利用できない可能性があるため、防犯登録カード、自転車本体、本人確認書類を準備して警察署へ相談する方法が現実的です。
同じ屋号の別店舗やチェーン店が近くにあっても、閉店店舗の登録記録を引き継いでいるとは限らないため、最初に登録番号と元の店舗名を伝えて対応可否を確認してください。
| 困っている状況 | 最初の相談先 | 用意したい情報 |
|---|---|---|
| 購入店が閉店 | 警察署生活安全課 | 登録番号と車体番号 |
| 店名を忘れた | 警察署または指定団体 | 登録時期と旧住所 |
| 県外へ転居済み | 登録団体 | シールの色と写真 |
| カードを紛失 | 警察署または購入店 | 自転車本体と身分証 |
| 前所有者の登録が残る | 前所有者と警察署 | 譲渡経緯の資料 |
登録時に利用した住所や電話番号が現在と異なっていても、照合に使われる可能性があるため、昔の契約書や通販履歴を見ながら当時の情報を整理しておきましょう。
自転車を持ち込む必要があるか、最初は写真と書類だけで相談できるかは窓口によって異なるため、遠方の警察署へ向かう前に電話で確認することをおすすめします。
前所有者と連絡できない場合
中古自転車を購入した後で前所有者の防犯登録が残っていると分かった場合、新しい所有者が勝手に旧登録を自分名義へ変更したり、通常の異動登録として処理したりすることはできません。
抹消登録は原則として登録者本人が申請するため、まず売主や譲渡者へ連絡し、旧登録の抹消と抹消登録の控えの交付を依頼する必要があります。
相手と連絡が取れない場合は、売買契約書、譲渡証明書、取引メッセージ、送金記録、発送記録などを集め、自転車本体と本人確認書類を持って警察署へ事情を説明してください。
譲渡証明書があっても、それだけで旧所有者の登録情報を自由に抹消できるとは限らず、所有権の移転を示す資料と、防犯登録データを処理するための本人確認は別の問題として扱われます。
今後中古自転車を購入するときは、支払い前に登録番号、車体番号、抹消登録の控え、譲渡証明書の有無を確認し、旧登録を整理できない出品者との取引を避けることが最も確実な予防策です。
登録情報を正しく整えて自転車を安心して使う
広島県内で住所、氏名、電話番号が変わり、同じ人が同じ自転車を所有し続ける場合は、基本的に異動登録を行い、新しい情報を確認できる書類、本人確認書類、防犯登録カードを準備します。
広島県外へ引っ越す場合や、自転車を廃棄、譲渡、売却する場合は抹消登録を検討し、特に所有者が変わるときは名義変更ではなく、旧所有者の抹消と新所有者の新規登録を分けて行うことが重要です。
防犯登録カードを紛失していても、自転車本体、登録証の写真、車体番号、登録時の住所や電話番号などを用意すれば相談できるため、シールを剥がしたり、手続きを諦めたりせず、購入店や警察署の生活安全課へ確認してください。
受付場所や必要書類は登録団体、シールの種類、申請内容によって異なる場合があるため、訪問前に登録番号と状況を伝え、対応可能な手続き、受付時間、自転車本体を持参する必要があるかを確かめると無駄足を防げます。
変更や抹消が完了した後は、受け取った控えを重要書類として保管し、スマートフォンにも撮影データを残しておけば、次の引っ越し、譲渡、盗難届、再登録などで必要になったときに速やかに対応できます。



